山陰の住まいと暮らし メッケ

Interview

第1弾 落ち着く空間での過ごし方

ウエノイエ

暮らしを楽しむ中庭のある平屋

家を建てることは、落ち着きのある空間をつくること。そんな想いの門脇夫妻が選んだのは、隅々まで丁寧な家づくりを心がけているウエノイエの家でした。中庭の風や光、景色と家のつながり、そして家具や建具などもトータルにデザインされた快適な平屋で、ご家族は暮らしを楽しむ日々を満喫しています。

 大通りに面して、洗練された外観がひときわ目立っている平屋の門脇邸。玄関前の目隠し格子も美しい佇まいです。この家の設計デザインを手がけたのは、住み手の暮らしがより豊かになる家づくりを目指すウエノイエ。完成後に「こうすれば良かった」がないようにと、期待を超える提案をしてくれる設計施工の工務店として最近はとくに注目を集めています。

 門脇邸は角地のため日当たりが良い反面、プライバシーを保ちにくいという欠点がありました。この欠点は中庭を取り囲む「コの字型」の間取りにすることで解決。さらに光が降り注ぐ中庭を各部屋から眺めて楽しむこともできるようになりました。
 とりわけ家族が集うリビングは、大窓を開けると自然光があふれ、まるで陽だまりの中にいるかのようです。
「風が吹き抜けて気持ちがいいんです。道路や歩道からの視線を気にすることなく、ここまで窓を開けっ放しにできるなんて想像もできませんでした」と話されるご夫妻。
“住まいの庭はリビングの延長”と考えるウエノイエの設計に大変満足されています。
「ソファに座ると中庭と空が正面に見えて、夜になると月と星を観ることもできます。住む人の視線まで細やかに考えられているので、とても落ち着きます」と奥様。夜空を見上げて「今日は満月だね」と、夫婦水いらずでゆったり過ごす時間も増えたそうです。

 家を建てるとき、ご夫妻はリビングの天井の高さを大事にされました。なぜなら吹き抜けの家を見学したとき、どことなく落ち着けなかったからです。心地よい天井の高さには専門家の中でも諸説あり、個人の感覚的も関わるので意外と難しい問題です。
 しかし、「住むうちに慣れてくる」という妥協はウエノイエにはありませんでした。何度も検討を重ねて体感のシミュレーションをくりかえし、ご夫妻にとって最も落ち着ける天井の高さをようやく見つけだしました。
「高すぎることも低すぎることもなく、大好きで落ち着くことができます」
 ご夫妻の笑顔がその満足感を語っていました。

 暮らしを楽しむうえで欠かせないことの一つに家具があります。門脇邸では家具もすべてオーダーメイドの手づくりです。サッシの部分を木でおおった窓枠、天井の角の丁寧な仕上げ、木製の扉につけられた真鍮の取っ手・・・・。隅々までこだわりが光っています。
「住んでみてから、気持ちがいいことに気づいたところが沢山あるんですよ。あ! こんなところまで考えてあるって」
 インテリアをふくめトータルにデザインされているので家全体に統一感があり、すっきりとした印象が心に残ります。もちろん使い勝手も考え抜かれ、快適で生活しやすい空間が実現されています。

 小上がりの和室と、小さな書斎もご夫妻にとって落ち着ける場所です。和室の上の窓は夕方の西日も綺麗に差し込むよう、窓のサイズや位置が決められました。
「書斎は1坪もありませんが、小さな窓をつける提案をしてもらってよかったです。小窓から中庭とリビングが見えて、本を読みながら一人でいても家族とのつながりを感じることができます」とご主人。
 奥様のお気に入りは、やはりキッチンです。料理をしながらリビングや、中庭で遊ぶ子どもたちが見えるので安心できるそうです。
「住むところが変わるだけで、こんなにも暮らしが変わることを実感しています」。奥様のそんな言葉から、しあわせを味わう喜びが伝わってきました。

 最後に、これから家を建てようとする方へのアドバイスをお聞きしました。
「外観だけかっこよくなっても、ドアやお風呂などが前と同じ仕様だったり、色やサイズが変わったりしただけなら、少し大きな家に引っ越すようなものです。ちょっと予算をがんばってでも、気に入った家を建てるに限ります。私たちは自慢してみたくなるような家ができ、改めてウエノイエで建ててよかったと思います」
 門脇邸のように既製品を用いない家づくりは、手間はかかりますが完成後の満足度が格段に違ってきます。ドアの取っ手ひとつにいたるまで妥協をしない、こだわりの工務店との出合い。それこそ家づくりには大切なこと。ご家族の明るい笑顔が、そう教えてくれています。